苫小牧漁協磯崎代表理事組合長にお尋ね致しました。
理事はご自身でもホッキ漁を営んでいます。
ホッキ貝の歴史や、これからの将来等についてお聞きしました。
苫小牧産ほっき貝というブランドに誇りを持ち、いつも安心・安全な物を消費者の方に食べていただきたい。苫小牧産のほっき貝は漁獲量もさることながら味の方も逸品。今後も苫小牧ならではのおいしいほっき貝を皆様の食卓に安定して供給できるよう保全にも努めて参りたい。
「昔は腕が動かなくなるくらいやったもんだ。今は便利になったなぁ。冬の「しばれ」はキツかった。身体よりもホッキが凍って死んでしまうのが一番気になった。死んでしまうと価値がなくなるから、昔は船の上で貝から外して容器に入れて、むき身も「しばれ」ないように毛布でくるんで運んできたもんだよ。むき身はとっくの昔にやってたんだよ」
「今は生産者自らが売り込んでいく時代。ただ単に水揚げする時代ではなくなった。でも、少し遅れてしまったかな。今からでもこの先、何をすべきか知恵を絞ってやっていこう。漁師だって、ただ漁をするだけではない」
「前浜で獲れた苫小牧産ほっき貝は自信を持って出荷しています。漁協の職員としてやれることはなんでも自らやっていかなければならない時代。やって欲しいことあれば何でも言ってくれー。全国の多くの方々に苫小牧産ほっき貝を知ってもらえるといいな」
と藤井事業部長も笑顔で語ってくれました。情熱を感じます